エンジニアを目指すもハローワークで挫折した話

こんにちは。
今回は私がエンジニアを目指して上京したものの、最初の転職活動で挫折してしまった話をしようと思います。
同じように「未経験からエンジニアになりたい」と考えている人の参考になれば嬉しいです。

上京してまず頼ったのはハローワーク

地元の静岡から東京に出てまず最初に向かったのはハローワークでした。
そこでは未経験OKのエンジニア求人を探すと同時に、プログラミングが学べる職業訓練校への応募などをしていました。

補足:職業訓練校とは

職業訓練校は求職中の人向けのスキルを学ぶための学校です。
パソコン操作や簿記、IT系などさまざまな分野がありますが、人気のあるコースだと選考の時点で落ちてしまうことがあります。
私も何度か応募しましたが、残念ながら毎回落ちてしまい通うことはできませんでした…。

「未経験は厳しい」と言われて心が折れた

ある日、ハローワークの職員さんからこんなことを言われました。

「未経験からエンジニアは難しいよ。採用してくれる会社も少ないし、事務職の方が安定してるしいいんじゃない?」

正直、その言葉がグサッときました。
無職のままでいるのも不安だったし、「じゃあ事務職で…」とそこで方向転換してしまったんです。

今になって思う、当時の自分への反省点

1. ハローワーク中心ではなく転職サイトなども活用すべきだった

当時は20歳で右も左も分からず、親から言われた「転職活動をするならハローワークに行きなさい」という言葉通りにハローワーク中心で求人を探していました。
でも、民間の転職サイトやエージェントを使えば、もっといろんな求人を見つけられたはずです。

2. 他人の言葉に流されすぎた

他人からの「難しい」の一言で目指すものを諦めたのは、本当にもったいなかったと思います。
エンジニアになりたいという気持ちがあったのに、自分の意思よりも他人の意見を優先してしまいました。

3. ロードマップを描けていなかった

ただ「エンジニアになりたい!」という気持ちだけで東京に出てきましたが、
「どうすればエンジニアになれるのか?」「目標のためにはなにをすればいいのか?」という計画がまるでありませんでした。
上京する前の段階できちんと分からないことは調べて計画を立てられていたのなら、もっと早くにエンジニアとして働けていただろうなと思います。

これから転職する人へ伝えたいこと

  • 情報源をたくさん持ちましょう。
    ハローワーク以外にも、転職サイト・エージェント・SNS・YouTubeなど、いろんな情報源があります。
    偏った情報だけにならないように気を付けつつ、色々な情報を取り入れていきましょう。
  • 人の意見は参考に、でも最終的に決めるのは自分です。
    自分の人生、どう生きるかを決めるのも自分です。
    時には諦めが大事な場面もありますが、私のように簡単に夢を諦めるようなことをしないください。
  • 計画を立ててから行動しましょう。
    「未経験からの転職は難しい」…これは最初から分かっていたことでした。
    目標達成が難しいのであればどうすればそのハードルを下げられるかを考え、目標に向けたステップを考えましょう。
  • 無料で学べるサービスも活用しましょう!
    ProgateやYouTube講座など、無料で使える学習リソースはたくさんあります。
    そこで学んだことが転職後の業務で役立つかは分かりませんが、目標のために努力する姿勢は未経験からの転職活動において非常に大きな強みとなります。

最後に

今ではITエンジニアとして働けていますが、あの時の挫折があったからこそ成長できたとも思っています。
とはいえ挫折はしないに越したことはないので、この記事を読んでくださった人には私の失敗を教訓として順調な転職活動にしていただけたら嬉しいです。

新しい職種に飛び込むための転職活動は不安が多くありますが、一歩ずつで大丈夫です。
焦らず、でも諦めずに進んでいきましょう!

※私がエンジニアに転職できた経緯についてはこちらの記事にまとめています。
▶️ 高卒・未経験が大手IT企業グループのエンジニアになるためにやったこと – 前半

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