Salesforce認定アドミニストレーター試験に二回目で合格した話

今回は私がSalesforce認定アドミニストレーター試験に合格したときの体験談をお話ししたいと思います。

正直に言うと、私は一度落ちてしまいました。
でも、落ちたからこそ分かったことや、二回目で合格するまでにやった勉強法などがあるので、これから受験する方にはぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです！

Salesforce認定アドミニストレーター試験とは？

「Salesforce認定アドミニストレーター試験」は、Salesforceの基本的な運用・管理スキルがあることを証明する公式の資格です。
Salesforceを日常的に使うユーザーや、システム管理者として業務を行う人にとっては、登竜門ともいえる資格です。

日本語で受験可能ですが、翻訳がやや不自然な部分もあるため、違和感を感じる問題も出てきます。
日頃から英語と併せて用語を理解しておくと安心です。

1回の受験で3万円超えと、かなり高額な資格です。
会社で補助がある場合は1回限りのところが多いので、一発合格を目指してしっかり準備しておくことが大切です！

受験日：2025/06/16
勉強期間：約2ヵ月
使用教材：
- Salesforce公式の模擬試験
- Trailhead（認定アドミニストレーター用モジュールなど）
- Udemyの模擬試験＆カテゴリ別問題集
- Webに転がっている模擬試験サイト

出題範囲が広いので、私は主に模擬試験を中心に勉強しました。
（今思えばこれは大きな間違いでした…。）
Trailheadでは基本的なモジュールを一通りやったという感じです。

公式模試やUdemyでは安定して9割ほど取れていたので、「多分受かるだろうなぁ」と思いながら余裕の気持ちで試験に挑みました。

……が、数問解いてすぐに「え？こんなの知らないんだけど？」と焦りが。
問題の深さや範囲が模試よりも広く、しかも深い。模試と被る問題もほとんどなく、見たことない用語も多数登場。心がどんどん折れていきました。

結果は不合格。合格点にはあと一歩足りませんでした。
そして何よりショックだったのは、会社での補助は1回限り。
つまり次回は自腹（33,000円）…その瞬間、絶望しかありませんでした。

一回目の失敗から、「これはもう勉強の深さが足りなかったな」と痛感。
模擬試験や問題集をなぞるだけではダメで、きちんと機能や構造を理解していないと解けない問題が多いのだと大反省しました。
同じ失敗を繰り返さないためにも、一回目の受験からは勉強方法をガラッと変えました。

模擬試験や問題集をやるだけではダメだということが分かったため、次はYouTubeのSalesforce初心者向けの解説動画をとにかく観まくるようにしました。

そして、理解が怪しいところや解説動画が上がっていない機能に関しては、Trailheadやヘルプページで実際に操作したり読み込んだりして、確実に理解するようにしました。

一回目の勉強で基礎はある程度入っていたので、今回はとにかく「知らない言葉を無くす」「知識の深掘り」に集中しました。

一回目とは違い、今回は最初から最後まで落ち着いて回答することができました。
「あ、これはこういう機能だから違うな」と選択肢を消せたりもして、しっかりと勉強の成果が出ていたなと実感しました。

結果は正答率75％で無事合格！
少し物足りない点数ではありましたが、無事に認定アドミニストレーターを名乗れるようになりました。

私のように模試や問題集を中心に勉強をするのは正直おすすめしません…。
合格するためにはしっかり機能や構成を理解することが大事なので、問題を多く解くよりも知識を深めることを優先したほうが良いです。

また、Salesforceの試験問題は日本語訳が不自然なものが結構多いです。
「商談」が「機会」と訳されていたり、変な訳語のせいで理解しにくい問題もありました。
そのため、公式模擬試験やTrailheadで問題形式に慣れておくと、当日慌てずに済むと思います。

最後に、受験料が33,000円とめちゃくちゃ高いです…。
落ちると精神的にも経済的にもダメージが大きいので、しっかり準備してから受けるのを強くおすすめします！

Salesforce認定アドミニストレーター試験は、模擬試験の内容だけで対応するのはかなり厳しいです。
でも、しっかり仕組みを理解して知らない言葉を無くしていけば、ちゃんと合格できます。

私のように一度落ちてしまっても、そこで諦めずに次に活かせば合格に繋がります！

この記事が、これから受験される方の参考になれば嬉しいです。